限界なりに勉強法を模索してみた(受験生アドベントカレンダー2019/12/6)
はじめに
おはようございます、ふじ(333)と申します。受験生アドベントカレンダー6日目の怪文書になりきれなかった真面目そうな割にあまり役に立たない文章です。真面目なものに対する需要と怪文書に対する需要、どちらも満たせるようなものになるように頑張ろうとしました。おそらく怪文書寄りだと思われます。
紹介する自己がありませんが自己紹介。パソコンをよく使い、様々なことを広く浅くやっている者です。最近Thinkpadが壊れて修理しようと密林でボタン電池買いました。勉強面においては、模試では炎上するような結果も残さず、定期テストも最小限の勉強しかしてません(なお点数は右肩下がり)。そんな僕もいつの間にか高校二年生になって八ヶ月経ちました。いわゆる受験生0学期に突入して、残念ながら天才ではない僕は勉強をしないといけなくなってきました。ということで自分なりの勉強法を確立しようと模索してみる(限界受験生の卵の生態を晒す)ことにしました。
しかし、僕は常識がない限界高校生です。
王道なんて知りません。言われたことをそのまま実践する「真面目な」勉強法は到底できる気がしません。だからといって、勉強からは逃げることができません。じゃあ自分なりの方法を見つけるしかないと思いました。
ぼくの模索
書こう!
初心に帰ることはとても大切です。書かないと何も始まりません。
鉛筆はカッターで削ります。中2の時までピアノをちょっとだけやっていたのにもかかわらず、なぜか美術選択*1にしました。作品の雑さならなら誰にも負けません。ちなみに美術選択にした理由は歌いたくないからです。
しっかりとゴミを捨てます。ゴミで溢れたところで勉強したくないですよね...?
鉛筆のポテンシャルを軽く見てはいけません。マークシートを埋めるときにシャーペンだったら、0.5mmくらい心細いですよね?その0.5mmが合否を分けるのです。
シャーペン、もはや体の一部。この世界にはたくさんのシャーペンがあります。やはり、自分に合うものを見つけるべきことだと思いますが...
ものの扱いが荒い僕にとっては消耗品です。
一年で五本は買いました。落としてペン先が曲がってしまい、ペンチで修理しようとしたら真っ二つになってしまったってことがあります。また、シャーペンを落としたら床に刺さって中に木くずが詰まって使えなくなったものもあります。他にも振って芯を出せるシャーペンで、振った瞬間に上側の消しゴムが1mくらい吹っ飛ぶようになってしまったことも...。そもそも、なくしてしまうことだってしばしば...。だからといって安いシャーペンを買うと、プラスチックがバキッとなったり、グリップがベトベトになったりして快適に使えません...。個人的には、1000円弱が一番リーズナブル(十分高い)だと思います。あと、耐久性を重視したいなら軽いものにしましょう、落としたときに床に刺さったりペン先が壊れる確率は低くなると思います。でも、製図用のずっしりとしたシャーペンの書き心地もいいですよね。
やはりシャーペンなのに鉛筆持ちってなんか使う道具間違っている気がしませんか?そこで、このシャープな*2持ち方を試してみました。
数分しか使ってない新しい持ち方と今まで十年間書いてきた持ち方のスピードがほとんど変わらないじゃないですか。練習すればこの持ち方でもっと速く書けるようになりそうです。解答欄に余裕が少しあり、英数字を比較的よく書く数学に向いていると思われるので、時間がキツイ数学の定期テストには使えそうです。受験本番に使うかどうかは微妙ですが。
自分の過去はなかったことにできないけど、消しゴムなら間違って書いたところは消せます。消しゴムは、文字通り消耗品です。もげたり、なくなったり、物理的に取れない場所に落ち込んだり、人に貸したら戻ってこなくなったり...。実は、意外と繊細な子なのです。安いからといって雑に扱うと二週間足らずで帰らぬものとなってしまいます。消しゴムを最後の最後まで使ってみたいです。
最近印象に残ってる消しゴム傷害事件は、テスト勉強を久しぶりにしようかなとか思ってたら鳥にかじられたことですね...。古文単語の表紙をボロボロにするくらいならまだかわいいんですがね...。
色々なところで消しゴムが帰らぬものとなるので、そろそろ学校のログインボーナスで消しゴムが出現しないと詰みそうです。一時期は6つくらいストックしてたんですがなぜか今は2つくらいに減ってます。勉強していなくても消しゴムとメンタルはすり減っていくものなのです。
勉強フォーム!
次は、勉強場所を探します。どうせ僕はどこにいても集中できないので、とりあえず移動の手間がなく自由な家ですることにしました。
自室はまさに砦。唯一ちゃんとした机があって、本棚もしっかりとある理想的な環境なのですが...
居心地が良すぎて集中できない
この部屋のすべてのものが自分を邪魔しにかかってきます...。
今度はリビングでしてみました。アクセスが良くて気軽に勉強をすることができると思いましたが、背中にはパソコンが...。もうおわかりですよね。背後にTLが流れてては勉強できないのも当たり前です。調べ学習にはもってこいな場所ではあります。
なら床ですればいいじゃん!
というわけで、どこかにあった低反発クッションを動員して床で勉強してみることにしました。日本の家屋は狭いので家族の邪魔にはなってはしまいますが、勉強していたら文句を言われることがないだろうと思いました。ストーブの前から1mmも動かなくていいんです。夏は床が冷たくて気持ちいいですし。
しかし、勉強はじっとしてやるものなのでしょうか?
ずっと座ってると寿命が縮まるなんて言われることもありますし、同じ体勢でいたら疲れてしまいます。歩き回って勉強するのはだめですか?自習室でこんなことをしたら多分身柄を拘束されます。でも、自由な家では立ち歩きながら勉強するという選択肢もあります。健康的ですし、これでパフォーマンスが上がればするしかないです。というわけで検証してみました。
とりあえず、手始めに数学の問題を解いてみることにします。考えてるとき僕は無性に歩き回りたく性格なので(競プロ*3とかでもそうです。)、たしかに歩き回れて楽しいのですが、考えながら書くということができないんですよ。なので、バインダーはお布団で勉強するときに使えますね。However, I often read textbooks in OFUTON.*4読むだけならバインダーいりませんね。ちなみに、この問題は半分くらいで力尽きたので僕は自明に勉強できません。
勉強道具
暗記科目などで赤シートをいちいち当てるの、大変じゃないですか?あと、僕だけかもしれませんが、赤シートも自分がよくなくす物の一つなので、赤シートのない単語帳などがいくつかあります。
こんなときは見える世界を真っ赤にすればいいんです。
でも単語帳などを見るときだけにしましょう、酔います。(外したあとに世界が緑っぽくなるのもとても楽しい)
習慣
勉強しようと思ってもできない、計画性がない。今までそんなことでずっと悩んできました。とりあえず、そんな意志の弱い僕でも習慣付けというか、最低限のタイムマネジメントができる方法を色々と試してみます。
とりあえず意識を高めることが必要だと感じたので、パソコンのディスプレイに付箋を貼ることにしました。視界にさりげなく入ってると潜在意識が刺激されるかなぁとか思ったのですが、効果はあまりありませんでした。
タスク管理も大切かと思って、なんかよくわからないSNSみたいな何かを始めてみました。同じ学校の人がたくさん勉強してるのを見せつけられました。僕はその人々の1/5すら勉強できていないと思うと、なんかにやけてきます。僕は人生をあいつらよりも満喫できているんだ、と。でも、受験生になったら勉強することになるんだから今のうちに進捗は出しておかないといけません。
ものすごい進捗を生み出すことができました。
この世のパスタのうちの一種類を完全に理解しました。20時間勉強なんて余裕ですね。画面の中の世界なら...。ちなみに、僕の好きなパスタはフジッリです。アンチョビの入ったアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノにタバスコを10滴くらい書けたパスタが好きです。これとシーザーサラダくらいは自炊できるようになりたいところです。
なんかポなんちゃらなんちゃら法でタイムマネジメントとやらができるようです。時間を強制的に区切ることによって、勉強効率を高めることができるだとか。一時間勉強しようとはじめは思っていても40分くらいしたら力尽きて集中力が飛んでいくこともあります。でも、これを使うと決まった時間集中して勉強することが比較的簡単にできます。(ここは真面目)
勉強垢 はじめました!
— ふじ333 (@_huji333) 2019年11月19日
🎀 府立北野幼稚園
🍼 like▷▶▷数学
🎀 don't like▷▶▷国語
🍼 goal▷▶▷てんさい
♡毎日5+4時間勉強♡
♡生きることが得意な人よろしくお願いします♡#勉強垢さんと繋がりたい#勉強垢さんと一緒に頑張りたい
最近、勉強垢というものが流行りらしいです。そこで僕は流れに乗って勉強垢にリフォームしようとしました。でもやはりネタに走ってしまい、SNSというものを真面目に使うことができなさそうです。たしかに「これだけ勉強したんだ僕は」と言って勉強時間だけでマウントを取ることができるようになるのかも知れませんが、模試一桁がうじゃうじゃといる世界線では自己顕示欲を満たせずに、劣等感が無限に生えてくるだけです。どれだけ勉強しても無駄だという嘆きの声すら出そうです。でも、メンタルをズタズタにされるのいただきたい。
あっ、ちなみにクリスマスは学校と冬期講習です
勉強の予定を立てればいいと思いましたが、年に片手で数えられるほどの予定しかなくて、手帳の使い方がわかりません。あっ、でもプランクトンサミット*6という集まりには参加する予定です。勉強すごい人にいろいろとズタズタにされることを楽しみにしています。
プラサミ
— 邪悪の帝王ヴァネロピ (@Vane11ope) 2019年12月5日
→くそゆるい予備校の自習室
映画、カフェ、旅行なども一人で行くぐらいの者ですが、仲間と同調圧力なるものを体験できる方法がありました。友人に作ってもらった勉強Discordチャンネルです。すぐに質問に答えてくれるつよつよがいて、無言で作業通話もできるのでとても気に入ってます。
メンタル改革
勉強に対する意欲が変わったら、自然と勉強時間は伸びるはず。じゃあ自分を変えればいいんだ、勉強以上に楽しいものはないと思うんだ!そう思っていた時期もありました。
無理して超ポジティブになったところで疲れるだけです
ポジティブ思考でうまくいく場合も多い思います。あまり関係ないですが、僕は高校受験はどうせ受かるやろというポジティブ(傲慢)な気持ちでうまく行きました。あの頃は危機感というものがなくて、本当にポジティブだったと思います。
でも、無理してポジティブになろうとして余計に疲れることってありませんか?自分を騙すとか脳を騙すとか、自分を敵に回してなにか得することってあるんですか?個人的にはそう思っています。むしろ、劣等感などのネガティブな気持ちに込められているエネルギーのほうが大きと思います。自分の中に強い気持ちがあるのなら、ポジティブでもネガティブでも自分の原動力になると思います。
正直ポジティブ思考とかネガティブ思考とかは人によって違うもので、どちらにもよい点があると思います。受験を本当に楽しめることができたら素晴らしいです。一方、ネガティブ思考だからこそ慎重に準備ができて、最悪の事態を想定できるという強みもあります。僕はその時の気分次第でいいと思いますし、一概にどちらが良いとかはわかりません。もしかしたら心理学の研究とかで科学的な答えというものは出ているのかも知れませんが、結局個人によって違うものだと思います。
そんな事考えるよりもやることがありますよね?
Just Do It
勉強はやればだんだんできるようになるものなのです。そろそろやらないといけないけど、どうしようかなー。そんなこと考えてる暇なんてないんです。今すぐやるしかないんです。一度立ち止まって考えてみるのも大切かも知れません。でも、結局やるしかないんです。
じゃあ明日から本気出す。
最後に
明らかに効率の悪い勉強法を指摘できたとしても結局、効率のいい勉強法なんて人それぞれでわからないのです。王道や定石はあるのかもしれませんが、最適解は人によって異なります。僕みたいな根から腐ってる人もいれば、テスト期間に5徹をし、勉強に青春を捧げて身を滅ぼす人だっています。そもそも、「いい大学」に合格することが人生の目的地とは限りません。一つだけ言えることは頑張ったらきっと何かのためになります(自戒)。来年から受験生、自覚が全く生えてきませんが、昨日の自分よりも勉強ができるように少しずつ日々精進していきたいと思います。
なんとなくのノリで書いたこの記事ですが、5500文字ほどのだらだらとした文章と大量の画像で唐揚げ7個分くらいのボリュームになってました。ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。真面目なのか怪文書なのかよくわからないものでしたが、少しでも楽しんで頂けたらとても嬉しいです。